メモ帳を使いはじめた

自分に一番影響を与えてくれるものは、自分が面白いなぁと思うものなんじゃないかなーと思います。逆かな。面白いって思うから影響が大きいのかな。まぁどっちでもいいや。面白いなぁと思うものや、何となく気に掛かること。そういったものは見ていて楽しいし、自分の成長に重要かな、と思うのです。
ただ、面白いなーって思うことは生きてるだけでも結構多いんですけど、何せ僕の記憶容量はゲームウォッチばりなので覚えてられません。もったいないです。もったいないお化けが出ます。
ということで、最近メモ帳を買ってダラダラと使っています。これかな。

基本的に琴線に触れたことは何でも書いてます。歩いていて思いついたこと、本を読んでいて面白かった表現、知らなかった言葉、人に教えてもらったこと、ブログを読んで学んだこと、おいしい御飯処、おすすめされた本、ついったーで面白かった言葉などなど。
お風呂入るとき以外は常に傍にペンとともに置いていて、5秒以内に書き込むことが出来るようにしています。前はiPhoneとかに書き込んでいたんだけど、それは5秒じゃ難しいし、「書かなくてもいいや」と思ってしまうことが多いのです。でも、意外と「書かなくてもいいや」って思うくらいの、何で琴線に触れたのか判らないものが重要だったりします。
まだそんなに長い間使ってないですけど、使い始めて1週間後に初期の書き込みを見ただけでも記憶から零れ落ちていたものが結構あったので、使った意味は大きいんじゃないかな、と思います。1週間前に「面白い」と思ったものはやっぱり面白いし、でもそれを忘れてしまっているので、もったいないことしていたんだなーと再確認できました。
あと、あれですね。何だか判らないけど気に掛かっていたことを書いておくと、後々何で気になっていたのか判ることもあって面白いですね。やけに似たような単語が並んでいるなーってことに気付いて自分が考えるべきことに気付いたり。
物事を続けるのに重要なことは、得られる利益を実感できることだと思うのですけど、1週間で充分実感できました。

ウェブなどへのメモとの違い

大体3つかなー。一つ目はさっき言ったように、書きたいときにアクセスしやすいこと。これはインスピレーションを逃さないのに使えます。
二つ目は量を見やすいこと。ぱっと見で今日どのくらい書いたのか=どのくらいインプットがあったのかが見れるのでやる気が持続しやすいし、その日がどんな日だったのか、何となく解ります。
三つ目は、これが結構大事だと思うんですけど、見返すことが多いこと。書いたなら見直さなきゃ意味がありません。どうもウェブ上のメモだとあまり見返すことが無かったのですが、メモ帳だと電車の中とか寝る前とか、気が向いた時にゴロゴロしながら見返せます。自分の気に入ったものの寄せ集めなので、どんな本より面白く見てられます。あ、見返すのが楽なので、本タイプのメモ帳が個人的にはオススメです。
蛇足だけどフォーマットに拘らないこともあるかな。図でも何でもサラサラ書けるし。まぁこれはウェブサービスでもあるかもだけど。

おわりに

最後に僕が使う上でのコツを。
1「あんまり使い方を決めないこと」。使うのが辛いと少しでも思うと続かないので、書きたいときに書きたいものを書くという感じで。適当が良いです、なにごとも。
2「とりあえず書いておくこと」。よくわからないことでもとりあえず書いておきます。そして、そのために常に書く事が出来るように、メモ帳と筆記用具を携帯します。書くかどうか迷ったら、とりあえず書いておきますと、何か役に立ったりします。
僕の次の目標は、人と話しているときにメモを取れるようになりたいなーってことですね。やっぱり人と話すとインプットが多いし、アウトプットする過程で気付くことも多いので。ただ、中々「メモとって良い?」って言い出す勇気が出ないんですよね。書かないと後々になってメモに書き込むときには情報がかなり漏れているんだけどなぁ……。
ついついテクノロジーを使いたくなっちゃうけど、アナログも便利だぜ、という話でした。