目標を目的と間違えないこと

なにかやりたい事があったとしましょう。
ただ「やりたい」と言うだけで終わってしまう人もいます。
もうちょっと強く「やりたい」と思っている人は、目的を達成するためのプランを立てます。プランのステップを具体化し、行動に落とし込みます。
更に強く「やりたい」と思っている人は、それぞれの行動を評価する方法も考えます。一つ一つの行動が出来ているのかを定期的に評価して、目的へ効率的に向かおうとします。

だらだらっと書きましたが、要するに「本当にやりたいことがあるのなら、目的を行動に具体化し、行動を計測するモノサシを使って客観的に観測しましょう」ってことです。当たり前のことですね。
当たり前のことなんですけど、たまにこの当たり前のことを忘れて、本末転倒が起こってしまいます。点数や評価といった観測結果が目的になってしまいます。
特にwebでのSNS的な活動は本末転倒になり易いのではないかな、と思います。webでのそういった活動はなかなか目的を明確にするのが難しいものです。それに対して、ページビュー、はてブtwitterのfavなど、webでの行動結果はデジタルな数値として現れやすいです。ですから、そういった数値を目的にしたくなるかもしれません。*1
ハイスコアをたたき出すことは確かに難しいし嬉しいことです。そこすらも潔癖に否定するつもりはありません。しかし、そこに酔いしれてスコアが目的になってしまうのは本末転倒です。本質は自分がやりたいことであり、他人によるスコアはあくまでオマケなのです。
自らを由とするように生きたいですね。

*1:もちろん企業用サイトなどページビューが目的と大きく相関している場合もあるでしょう。ただその場合は、サイトの目的が明確であり、その下にぶら下がる形でページビューというパラメーターを見ているのです。優先されるのはサイトの目的です。