面白いお仕事ですね

こうした親しみやすいポピュラーサイエンスも、いわゆるバリバリ最前線の科学者から言わせると、「ていどひくい」になるそうな。一般向けの解説は陳腐化だとか、正確さの削ぎ落としだという決め付けに、著者は異を唱える。

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる:サイエンス・コミュニケーションの種本「一粒の柿の種」

科学ってすごくね?っていうのが最近流行っているようですが、理系に子供達を誘導していくのには一役買うのかもしれないけど、それでもポピュラーサイエンスは科学者たちから反感を受けると思います。
確かにポピュラーサイエンスは「ていどひくい」んですが、元エントリーの筆者さんがおっしゃるとおり、その論理性の低さなどは目くじら立てるほどのものでもないでしょう。というか、テレビや雑誌でサクッと説明して分かっちゃうようなことだったら、科学者達はのめりこみません。科学者達もそれは分かっています。
問題は、「うわー、科学って面白いですね」といわれることです。


はてなにはプログラマー的な人が多いみたいなので、そんな感じの例を出してみます。
プログラミングのプの字も知らない人間をつれてきて、Hello Worldとか教えた後、1から100までの和を計算して表示する方法を教えたとします。それを学んだ素人さんが言います。
「プログラミングって面白いですね」