本ブログの志向性

一週間ブログを書いてみて方向性が見えたので、このブログのルール(暫定版)を明らかにしておく。縛りがあった方が書き易く、また全体にある程度の一貫性も出ると思う。

ルール1 ポジティブに影響を受けたものだけを取り扱う

  • 本を読んでも面白さを感じなかったら、取り上げない。

本を読むとつい思ったことを書きたくなるが、ポジティブな影響を受けられなかったなら取り上げない。

ただ、これは僕自身のことなんですが、読んで「面白くない」と感じた場合、それはテキストがまずいのではなく、読み手としての自分の読む能力が低いと考えてしまうわけですね。自分にその本の面白さがわからなかっただけ……と、思いませんか? だって、作者はもちろん、編集者、校閲と、出版の過程で何人もの人が読んでるわけですから、その全員が「つまらない」と思ったら、本は出ませんよ。出版されてる以上は少なくとも三人くらいは面白いと思っているはずで(笑)。そうすると、その本を面白がれなかった自分は、少なくともその三人には負けているわけですよ。負けてるというより感性が及んでないわけ。だから、僕は面白くないと感じたら、面白いと思えるようになるまで読み返します。そのうち面白くなります(笑)。

京極夏彦さんインタビュー

読書家の京極夏彦さんはインタビューで以下のように語っているが、まだ僕はその境地に至っていない。文体が不味ければ(合わなければ)、途中で読むのが辛くなり辞めてしまう小説も多々ある。いつかそんな風に読書を楽しめるようになれるよう希うが、知識が圧倒的に足りない今は量をこなすことも必要かな、と思う。

読んで「おかしいな」と思っても特に言及しない。自分にプラスとなる気付きを与えてくれたブログだけ引用する。折角、時間を割いてブログという構造体を作っていくわけだから、ポジティブなものだけを繋げていきたい。*1

ルール2 自分の意見を入れる

  • 本などの紹介は、全体を扱うのではなく、一部だけを扱う

その切り口が、自分の意見ということになると思う。どうしても全体を扱いたくなるんだけど、それをやると面倒くさい本を自分の血肉とすることができない気がする。それほどまでに読み込む本なら構わないと思うが、現在の自分では短時間でそれを行うことはできない。

  • ブログを引用したら、その内容と同じくらいの大きさの自分の意見を追加する

面白いブログが沢山あるため、つい引用して頷くだけの文章を書きたくなるが、それでは矢張り自分のものにならない。そこから考えたことを追加し、自分なりの結論を出せたときのみ此処に書き込む。それ以外はコメントやブックマークで。

ルール3 毎日書く:続けることが肝要。

内定取消などなければ、来年度には就職してしまうわけで中々ブログを書く時間は無いと思う(わかんないけど)。あと300回ちょっとしか書けないわけだから、どうしても無理でない限り書くようにする*2
内容としては、読んだ本やブログに関することが多くなると思うが、ネタがない場合は自分が考えたことなどを書く。文章化することで自分の考えが明らかになることも多いだろう。

雑感

今の所、3つのルールは守れていると思う。これを続けていけば、毎日何か成長があるわけだ。それ以外にも、オープンなブログならではのメリットがあれば良いなと思っている。あと、細かいルールとしては「見やすく」「あまり着飾らない」とかあるけど、定量化しづらいので此処では書かない。

*1:ネガティブな情報も有用であることは分かりますが、本ブログでは取り上げないことにします

*2:しかも、もし今計画している「あること」が可能になると、このブログを書くことができない状態に長期間なるため、300回も書けないかもしれない