変なメッセージを受けた

さっきiPhoneのメモを見たら「不法侵入は意外と簡単」って書いてあって、まぁ書いたのは明らかに僕なんですが、意味がわかりません。
どこかに不法侵入した覚えないですし、最近は前後不覚になるほど深酒した覚えもないのでとても不思議なメッセージです。まぁ、メモを書いた記憶がないんですから、覚えがないとか言っても説得力皆無なんですけど。
おそらく未来からの自分のメッセージでも受信したんだろうと思います。ただ、折角未来からのメッセージという稀有な事象が起きたのに、これだけだとあまり意味が分かりません。
たぶん、この文で重要なのは「意外と」なんですよ。おそらく未来においても面倒くさがりの僕が、時間を超越するという多大な努力を払ってまで送ったメッセージなので、10文字中3文字を埋める「意外と」は重要なはず。無くたって意味は通じるわけですから。
で、「意外と」ってことは現在の僕が評価する不法侵入の難易度と、未来で僕が行った際の難易度に差があるってことなわけですが、現在の僕が不法侵入に対してどんなことを考えているかって、特に何も考えてないですね。うん。不法侵入しようと思わないし。っていうか外出するの面倒だし。
ということで、未来の僕は何か大きな誤認をしている可能性が高いのですが、まぁそれでも無理して考えてみると、不法侵入ってのは確かに忌避すべきものかなぁと感じますね。何せ不法ですし。ただ逆に言っちゃえば法しか僕を縛るものは無いわけで、見つかったり訴えられたりしなければ別に問題がないのですね。はぁ。つまり法的に罰せられることさえ注意すれば、不法侵入は簡単だと。
ん?そういうことが言いたいの?確かに法の縛りがないなら、「侵入」だけになって、つまり入るだけですもんね。多少無理すりゃすぐ入れる。窓開いている家なんていくらでもありますもんね。ただ、誰も見ていないからといって入れるか、っていうと何か入れない気がするのも確かで、侵入という言葉には「ただ入る」こと以上のニュアンスが含まれますね。ネガティブな感じが。
未来の僕が問題にしているのはここなのかな。この心理的な障壁のことを言いたかったのか?まぁ「不法侵入」と明記してあることから、法での縛りと心理的な縛りの両方を含めて言っているんでしょうけど。心理的な行動阻害と社会的な行動阻害。これらが僕の行動縛りとなっていると。まぁそりゃそうですな。
ただ、これらは思ったより簡単に無視できますよ、ってことか。うーん。確かにそうなのかもしれないな。社会的な罰則は行動を起こす時点では阻害要因にならないわけだし、心理的な抑圧は一時的に無視されることがある。両方とも、考えなければ無視できちゃうことなのか。
つまり、なんだ。なんでも考えすぎ、ってことか。
何はともあれ、不法侵入した未来の僕は、たぶん気分高揚しているのでムカつきます。羨ましい。いや、別に法律破りたいとかじゃないですよ。