書きたいことは全部書かない

いつも僕はダラダラ机に突っ伏しながら適当にこのブログを書いているんですけど、そんなスタイルで書いているとはいえ一応気をつけていることが幾つかあります。
例としてとても細かいことを言うと、「それ」とか「これ」みたいな表現は極力避けたりしています。「その○○」「この○○」と書くだけで結構サラサラと読めるようになるかなーって。あとは熟語をなるたけ減らすとか、時折カタカナ入れたりとか。まぁ適当なんですけど。
んで、最近気を使うようになったことが1つあります。
僕のブログは読んでも何の知識も増えませんし、気合入れて読むようなものじゃないです。特定の読者層を狙って書いているわけでもないですし、無策もいいところ、自己満足のブログです。そんな適当ブログでも、やっぱり読者さんに何か影響を与えられたらステキだなーとも思うわけで、そういったことを考えた結果行き着いた結論が「書きたいことは全部書かない」ことでした。
僕のブログには人に教えられるような知識も考えもありませんので、読者さんに何かを受け取ってもらうことが出来ません。そんなブログが少しでも影響力を持つには、このブログを読む読者さんが主人公になるようなエントリを書く必要があるかな、と思ったのです。
もちろんどんな文章でも読者さんこそが主人公で、読者さんごとに異なった物語が展開するのですが、その物語の枠をなるべく固定しないようにしようと思ったのです。そして、もし読者さんが自ら何かの結論に至ってくれれば、それがどんなに小さな結論だったとしても、読者さんは楽しんでくれるかなー、このブログも意味があるかなーって。
だから、書きたいことがあってもなるべく全部は書かないようにしよう、と思ったのでした。ぶっちゃけると、全部書かないって決めると、それを理由に適当に書けるので楽なのです。

結語

直接的には書かないで言いたいことを書く、ということを僕はまだまだ出来ていないんですけど、頂いたコメントやtwitterで頂く感想を見ていると、予想以上に僕の書かなかったこと、書けなかったことを皆さん考えて下さっていて、嬉しかったので書いたエントリでした。
また、ありがたいことに先日書いたあるエントリを複数のまとめサイトさんで紹介していただきました。そのエントリは僕のブログの中で最短のエントリであったので、いつもの1000文字強の文でも書きすぎなのかなーと思ったこともあって書いたエントリでした*1。長さの問題でもないのかもしれませんけど。
このようないい加減なブログであるにもかかわらず、読者さんが読んでくれて、あまつさえ評価やコメントを下さることはとても嬉しいこと、ありがたいことです。改めて、ちょっと猫背を改善しなきゃな、と思いました。

*1:その割りにいつもより長いですね