たった1日で情報が広がることを実感できた

僕はオフラインでの知り合いには、このブログのことは教えていません。ところが昨日、ビックリすることが起こりました。前の日にエントリーで引用したばかりの文が遠くに住む知人からメールで送られてきたのです。
僕のこのブログは始めたばかりの零細ブログでして、twitterの記事まなめさんが取り上げてくださったときに一時的にアクセスが大変な事になったものの、普通は一日に十〜何十人くらいの方がいらっしゃるくらいです。ですから、僕のリアルでの知り合いがココのエントリ内容を知っているわけがないのです。「何故この人が僕のエントリ内容を知っているんだろう」と、とても不思議に思いました。
その引用文と言うのは、一昨日の記事に載せた以下の文です。

こちにんは みさなん おんげき ですか?  わしたは げんき です。 この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげは たごんを にしんき する ときに その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?

http://www.kosa-ca.com/cgi-bin/mt/archives/2004/11/post_12.html

で色々調べてみると、この文メチャクチャ有名じゃないですか。この文と同じ内容の文が5月8日に2ちゃんねるに書き込まれ、それが契機となって様々なニュースサイトさんとかで紹介されて、ちょっとしたブームになっているみたいです。
以前のエントリにも書いてあるように、僕は5月2日のessaさんのつぶやきからこの文章を知り、エントリを書きました。元々ネタは何年も前のものなのですが、それが他のサイトに書かれているものを最近になってessaさんが見つけclipしたものです。たぶんこれを書いた人もこのclipを見たんだろうな、面白い話だもんなぁ、とか思っていたのですが、色々と見ている内に気付いたのです。
あれ?このコピペ、うちの読者さんが書いたんじゃね?
確認した限りではひろゆき@オープンSNSの2009/05/08(金) 00:37:47のコピペが、最も古いコピペのようです*1。つまり、これがオリジナルの書き込みだと思うのですが、この時間ってあのエントリ(のプロトタイプ)を僕がアップした時間とほぼ一緒じゃないですか。アップした後にも、書き直しやJavaScriptへのリンク貼りなど何度か修正していますが、twitterでの僕のつぶやきを見ると最初のアップは5月8日の0時30分です(twitterは日本時間から19時間引いた値を分単位で表示)。

おもちゃ作った。http://d.hatena.ne.jp/tanuk...
5:30 AM May 7th Tweenで


[reply]@tanuking0 復活の呪文思い出したよ…
5:35 AM May 7th Twitで tanuking0宛

以上のことはもちろん予想でしか無いのですが、僕のエントリがアップされた直後に2ちゃんねるに書き込んまれていることから、結構信憑性高いんじゃないかなぁと勝手に思っています。
で、そうだとすると、これってすごいことじゃないですか!先述した知人は、2ちゃんとかを見たりする人ではないので、多分誰かから「面白いものありますよ」と教えてもらったものを僕に教えてくれたのだと思います。とすると
(0.essaさんが面白いと思ってClipする(これは別の日))

  1. 僕が面白いと思ってブログに取り上げる
  2. このサイトの読者さんが面白いと思って2ちゃんねるに書き込む
  3. まとめサイトさんが面白いと思って取り上げる
  4. まとめサイトの読者さんが面白いと思って、僕の知人に伝える
  5. 知人が面白いと思ってメールで僕に伝える

という情報の流れの環が1日足らずで作られたのです。なんという速さ!僕がやったことは引用して紹介しただけですが、このように高速に情報が伝わっていくことを当事者の1人として実感できて、とても面白かったです。特に知人からという、リアル世界のつながりから一周して伝わってくるなんて。
あと、僕が作ったものよりもよっぽど洗練されたジェネレータがいっぱい出来ていました。勉強になります。こういう点、面白いものが一時に流行ると便利ですね。
最後に。面白いよーと思って取り上げたことが、みんなに楽しんでもらっている様子を見て、情報発信へのモチベーションが大きく上がりました*2。やっぱり反応が見られるって良いものですね。2ちゃんねるに書き込んでくださった読者の方(がいましたら)、ありがとうございました。


追記:今回の流れについてとても良くまとまっていたブログがあったので、追記しておく。あちらからも、流れをおう何かの足しになるかもしれない「読めてしまう」文章ネタの起源と歴史[絵文録ことのは]2009/05/10

*1:もしこれ以前の書き込みがありましたら教えてくださいませ

*2:僕の力によるものではないことは百も承知ですが