チームの優秀さ

優秀なプロジェクトチームは普通のチームと何が違うのか。

それは【追い込み時の集中力】である。優秀なチームは、締め切り間近になると空気が変わり、圧倒的な速度で仕事をこなす。主に以下の2つの理由がそれを可能にする。

1:集中力の極致を合わせること

チームメンバーが常に最高の集中力で仕事をすることは、ある程度の長さ以上のプロジェクトでは不可能である。
優秀なチームのメンバーであっても矢張りそれは変わらない。プロジェクト進行中も、個人個人が異なった集中力のリズムで仕事をしている。ただ、彼らは優秀であるため最後の追い込み時期には最高の集中力を発揮する。よって、その時期には全員の集中力が最高になり、圧倒的な処理速度を実現できる。


2:視野を時期によって調整すること

プロジェクトの時期によって、メンバーが持つ視野が違う。

  • 序盤はなるべく広い視野を持って問題を捉え、全体の姿を概観できるようにする。
  • 時間の無い終盤では視野を狭め、本当に必要なことだけを考える。枝葉末節はその多くを切り捨てる。

締め切りの時期には、「何をすればいいのか」「何を考えればいいのか」ということが決まっている。視野を狭め、対象に集中することで、矢張り高速な処理を可能とする。


あとがき

友人との話の欠片をメモ。
僕はプロジェクトチームで働いたことは殆ど無いのだけど、就職活動のグループワークで仮想的にやってる場合もこうだったなぁ。